2014年2月15日土曜日

海外のホームプランブックについて


聞き手T:高原
受け手M:モントリオールJCPデザイン増本氏



T:エドモントンは注文住宅の会社です。
  海外のホームプランブックを参考にプレゼンしています。
  モントリオールでは、どんな感じで利用されているのでしょうか。

 



M:大都市モントリオールでは一般都市生活者は注文新築住宅を望むことほとんど出来ません。注文で新築住宅のローンは確か家の価格の60%の裏付け資産がないと成立しないからであります。

  ただ、これが建売の新築や中古住宅市場ならそこそこのローンをしてくれるので最初の持家となります。

  これらが前提になる中で、プランブックにより建売の外観や間取りのイメージを見ます。雑誌コーナーではアイデアブックとして他のインテリア関係の本とともに花形です。


T:融資が厳しいことに、驚きです。要は都市部では土地が高いので、土地とセットした
  リーズナブルな価格しか手が出ないということですね。

  しかし、地方都市ではどうなんですか。


M:例えばケベックなどでは、土地が有り余っています。そして、親戚のだれかが建設
  業に従事しているので、自分たちで家を建ててしまいます。その時にプランブック
  は大いに活躍します。
 

T:プランブックを見て、気に入ったプランの詳細図を改めて注文するのですね。
 それは充分に実際に建設するのに役立ちますか。価格はどのくらいですか。
 そして、土地条件などへのアレンジはどうするのですか。

M:たまたま昔、Study用に購入した図面がありましたので送付します。建設に問題は全く
  ありません。サイトを見ますと最寄のビルダーや設計士の紹介サービス、そして土地
   に合わせての仕様変更サービスもしているようです。価格はオプションも含めると6~10万円ぐらいですね。

T:送っていただきました図面を見ましたら、ほとんど問題ありませんね。まだまだプランブックについて質問は尽きませんが、海外では素晴らしいデザインと資料を安価な手数料で手に入る仕組みが出来上がっているようですね。
  
  日本の書店では有名デザイナーの建築物や奇抜なアイデア住宅が中心の本が多い
  ので、一般消費者には利用しにくいようです。

  ありがとうございました。


2014年2月10日月曜日

新コーナー


現在の私達日本人は、洋風生活が当然の様になっていますが、
衣類に始まり料理そして住宅と順番に同化してきた結果ではないでしょうか。
しかし、やはり憧れなのでしょうかテレビ番組で海外事情を放映されると、
もっと知りたいと言う気持ちになってしまいます。
 
エドモントンのスタッフは海外の住宅情報を皆様にお届けしたいと
常にアンテナを張り、海外研修や海外在住設計士との提携、
そして国内輸入住宅の研究会のメンバーになっています。
 
そして、このコーナーは皆様に代わって海外住宅事情のアレコレを
直接に海外在住の方に質問して、そのアンサーを
ご紹介させていただくことにいたしました。
皆様方におかれましてもご質問などがありましたら、
ご投稿いただければ幸いでございます。